2階にホワイトボード設置しました! リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 3月 28, 2021 ものことあとりえ一頁の2階には、37㎡ほどある白い壁と採光のとれる広いレンタルルームがあります。やっと、やっと、ですが、ホワイトボードを設置しました!!!1500mm幅!回転式で両面使える!マグネット対応!なかなか大人数で集まることが難しくはなりましたが、会議やレクチャーなどにご検討されてみてください。15名ほどなら、間隔をあけての席配置可能と思われます。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
9月9日(土)・10月7日(土):資料保存ワークショップ番外編【修理の日】 10月 16, 2023 しばらくぶりです。 修理の日、8月は台風接近で休会となり、 9月10月は修理中の画集の綴じ直しに取り掛かれました! この2日間の詳しい内容は、いつもの活版印刷研究所サイトのWeb magazineに寄稿させてもらいましたので、こちらをご覧くださいね。 京都大学図書館資料保存ワークショップ [図書館に修復室をツクろう!]83 資料保存ワークショップ番外編「修理の日」 画集の修理の記録 Vol. 8 < https://letterpresslabo.com/2023/10/15/kulpcws-column83/ > 11月は、昨年も東京の仲間たちと出展した図書館総合展に 今年も同じ「修理系司書の集い」というグループで資料保存に関するアンケート調査を昨年の続編として行います! 図書館総合展2023修理系司書の集い 「修理する?しない?ー資料保存の現場見える化アンケート第2弾ー」 加えて、11月4日(土)には、サテライト会場として 「リアル!修理系司書の集い」 というイベントも開催! 詳しくはリンクをクリック! あなたの周りの資料保存に関心のある図書館員の皆さんに オンラインポスターセッション、サテライト、共々どうぞぜひに拡散してください。 ということで、11月は「修理の日」はお休みとなります。 次回開催は、12月になります(!) 日程はまだ決まっていません。またお知らせしますね。 今さらですが、ものことあとりえ一頁のInstagramもあります。 そちらもフォローお待ちしています。 #資料保存 #製本 #本の修理 #ルリュール #ブラデル製本 #資料保存ワークショップ #資料保存WS #番外編 #修理の日 #図書館司書 #図書館員 #bookbinding #conservation #preservation #reliure #活版印刷研究所 #図書館に修復室をツクろう #修理系司書の集い 続きを読む
7月2日(土):資料保存ワークショップ番外編【修理の日】「実験!表紙クロスのクリーニング」 7月 05, 2022 6月から始まった資料保存ワークショップ番外編【修理の日】。 スペインの70年代の画集の修理を依頼されて始まった会です。 患者さん(画集)の症状は、 ーーー 背外れ 綴じ糸ゆるみ 表紙クロスのカビ、シミ ーーー このようなご様子。 綴じ糸が本文の重さ厚さに対して細すぎる、ということで 綴じ糸は9割以上つながった状態でしたが、綴じ直しをすることにし、 表紙・背・裏表紙のクロス張りボードと本文を外し、 本文から綴じ糸を抜き取り、お掃除手袋でクリーニング。 というのが前回6月4日(土)の治療(修理)工程でした。 詳しくは、いつもの 活版印刷所サイト > WEB MAGAZINE をご覧くださいね。 「京都大学図書館資料保存ワークショップ [図書館に修復室をツクろう!]67 新たな取り組み「修理の日」。 画集の修理の記録」 https://letterpresslabo.com/2022/06/15/kulpcws-column67/ クロス張りの表紙・背・裏表紙は、美しい色見返しがしっかりと接着されていて、ボードも厚みがありしっかりしたもの。 新しいクロスとボードにしてしまうという方法もありますが、 依頼者からはそのまま使ってほしいとのことで、状態も良いのでこのまま使いたい。 だけど、クロスはカビとみられるようなシミや汚れ、黄ばみでかなり汚れています。 「可能な範囲できれいにしたい!」 私たちの思いです。 というか、このようなクロス地のシミやカビがどの程度落とせるものか 試してみたかったのです。 資料保存の観点からは、薬剤はほぼ使いません。 糊やボンド類もできる限り自然なもの、可逆性のあるものを使用しています。 なので、図書館の修理だったらこんなことはできない!ってことを 実験に行わせてもらいました。 まるで夏休みの自由研究です。 カビ、シミを目立たなくすることに関しては、漂白剤を使うということを以前よりちらほら情報を得ていました。 これはもちろん図書館関係ではなく、個人で改装をするとか、古書店さんの話だとか。 このワークショップを主宰する堤さんも、以前ご自身の所蔵する古書の改装で本文紙を1枚ずつハイターを水で10倍に薄めた液にフローティングさせて、本文紙をきれいにしたと仰っていました。 図書館員の視点からはちょっと過激な手法! でも今回はそのようなこともチャレンジさせ... 続きを読む
2023年6月17日(土):資料保存ワークショップ番外編「6月10日(土)山野上先生作品搬出」と「天を整える」 7月 07, 2023 日記が追い付いていません。 少し遡った記録です。 6月10日(土)に、製本家の故山野上先生のアトリエへ再訪。 梅雨の始まる前に!とみんなで先生の作品の搬出を行いました。 前回大きく広げて、みんなで折って、切って、洗って準備した白の木綿のネル生地で、 大きさごとに分けて作品をくるみ、箱に入れて。 ネル生地は、毛羽立ちがクッションの役割を果たすので、運び出すための段ボールに詰める際、隙間に緩衝材を入れる必要がありませんでした。 壊れやすいデリケートなものを運ぶのにネル生地が有効であることを実感することが出来ました。 山野上先生の作品たちは、皆さんに手に取って観てもらえる様な展示会の開催を検討しています。 さて、作品搬出の際、山野上先生の使われていた花布用の絹糸や革の端切れなどをあとりえ一頁にも運んできました。 まず、その荷解きから。 色ごとに分けられた絹糸は、日本にない色だと、山野上先生がベルギーやヨーロッパに行かれた際に購入して来られたものだとか。 もしかしたら、糸は劣化してしまっているかもしれないけれど、それだったら花布の練習用に、とアトリエの資材に加わえられました。 製本作業は、 5月20日(土)の「地を整える」 に続いて、「天を整える」。 どちらもすごいタイトルですね。 5月20日は、カミソリで整える作業を残していましたので、 ラップで整い終えた「地」に、1,2往復くらいカミソリの刃を両手でつかんで、撫でるようにします。 今度はまたプレスから抜いて、今度は本文の「天」の方を上にして、同じ作業を行いました。 詳しい作業方法は、 5月20日(土)の「地を整える」 ←で見て下さいね。 そのカミソリについて。 カミソリというとT字型のものを想像してしまったのは私だけでしょうか。 この作業で使うカミソリは、そのような持ち手のついていない、カミソリの「刃」そのもの。 長さ3~4センチくらいの上下2辺が刃になっています。 今回使用したのは、山野上先生のアトリエでも使われていた革工芸の工程で行う皮そぎの際に使用するという「シャーフィックス( Schärf-Fix )」というもの。 調べてみると皮漉き機のドイツのメーカーのようです。 仕事の都合でなかなか参加できなかった後輩T氏。 やっとかがり台にセットして、うれしそうに綴じ始めました。 先輩H氏は、カッターKRAUSS君のレクチ... 続きを読む
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